PRIMERGY TX100 S3pにFreeNAS9.10のインストールその3【Windows共有設定編】
5.共有の設定
ストレージで作った、データセットを共有していきます。ここでは「share-box」というデータセットを使っていきます。
メニュー上の「共有」→「Windows共有(CIFS)」→「Add Windows(CIFS)Share」を開きます。
次に、共有するディレクトリのパスを設定するので、「参照」を押します。
共有するディレクトリを選ぶことで、パスが入力されます。
また、名前というところに共有フォルダ名を入れます。ここは好きな文字を入れられるので、ここでは「共有フォルダ」という名前にしてOKボタンを押します。
6.サービスの設定
上記のOKを押すと、CIFSサービスを開始するか、つまり、Windows共有のサービスを開始するかを聞いてきますので、「はい」を選びます。
するとサービスの設定画面に画面が移動します。
ここでCIFSサービスはONとなり開始されますが、もう少し設定を行うので、スパナのマークを押し、CIFSの設定を行います。
CIFSの設定で行うことは以下の通りです。
(1)NetBIOS名:Windowsネットワーク上で見えるサーバー名を入力
(2)ワークグループ名:Windowsネットワークのワークグループを入力
(3)DOS文字セット:CP932とする
決定したら、OKを押して完了です。
Server maximum protocolはSMB3と標準でなっていました。
これでファイルサーバーとしての最高のパフォーマンスを得ることが可能です。(現時点で)
以上で、WIndowsネットワークから共有フォルダを見ることができます。
細かい部分はまだまだいろいろと書かなければいけませんが、最低限、これでファイルサーバーを使い始めることができます。
次回はrsyncモジュール・タスクを使ったバックアップの方法を紹介します。
2台のFreeNASで行うことで、自動的にバックアップを簡単に行うことが可能となります。